なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

裏設定の備忘

すたー編とハァト編はどっちも夢小説ですが、純粋に夢って言えば、すたー編の方です。

ハァト編は野球要素もちょっと増やしてますし、尾形くんその他も一杯出てる。

夢要素は、ちょっと低めなんですよね。

いや、もう結婚して信頼しあった仲が大前提という究極の夢が、既に下敷きになっちゃってる(汗)

 

すたー編のクライマックスは一応(汗)、二人が自分の気持ちを、やっと言葉にしたとこでした。

お互い好きあっているからいいですけど(汗)、若干体から入った感じの人たちでした。

出会う前、しぃちゃんは杢太郎さんの事を「恋多き男」と聞いてるせいで、自分なんて本来、相手にされるような女ではないと思っています。

職場近くに丁度いい女が居たから結婚なんてしたんだろうな、と、言ってしまえば彼を信用していません(汗)。

 

一方の杢太郎さんはどう思ってたのか…

このすたー編の裏設定を、ハァト編で説明してる感じです(汗)。

傍目から見ますと、女性トラブルで二軍施設へ逃げ出して、そこで新たな恋に落ちるという離れ業です(汗)

実際荒れ放題だった女関係は、その時は放置してたんじゃないかと思います。

だけど、恋なんか懲り懲りだと思っていてもまた恋してしまう、そんな男が「関カム菊田」です。

最初は、怖そうな親父に守られた営業スマイル女子は、単純にそそる相手でした(汗)。

見つめている内にどうやって好きになっていったかって辺りは、ハァト編の話に繋がっています。

で、本命と決めたら、その後の精算はめっちゃシャキシャキやったはず(汗)。

 

しぃちゃんは、会ってみたら素敵じゃないの、モテるのも分かるわ…って思ってます。

だけど実は彼女の前にいるのはもう、「女にだらしない」「三本目の足を出して夜の繁華街を闊歩してる」男じゃないんです。

 

しぃちゃんが聞かされていた「菊田という男」は、色んなことに傷ついて荒れ果ててた時代の姿なんです。

敢えて補足ですけれど、荒れたらそうなる人だって話ではないです。

「そんな風に、全くらしくないくらい、メチャクチャになってしまうほど、キツい思いをしていた」という話です。

しぃちゃんと出会って杢太郎さんはもう、おじさん達の酒の肴になってた杢太郎さんではなくなってたんですよね。

本命ちゃんに愛して欲しくて一生懸命の、恋する可愛い男だった…って事なんですよね。

 

熱情を体に乗っけて、勢いで押し切った杢太郎さんでした。

しかし結婚にまで持ち込んだくせに、プロ野球選手の肩書を失った自分に、実は自信が持ててない。

今まで、そんなのが目当てだった女が山程居たからです。

だからって言って、プロ野球選手っていう職業を何にも知らない女だと、それはそれで理解してもらえなくてツラい。

今まで、肩書が目当てで近寄ってきた女とは尽く虚しく終わってきています。

愛した人は野球は知ってる人だけど、肩書目当ての女達と同じだったらどうしよう?という自信の無さです。

 

しぃちゃんは最終的に、「私が彼を愛してるならば、それ以外に何が必要なの」という結論になっています。

それが杢太郎さんに伝わって、やっとしぃちゃんを愛する事に安心したんだよ、っていうお話です。

杢太郎さんが自分で好きだって口で言えたのは、自分が選んだ人は間違いなかったと、「自分」を信じることが出来た、その瞬間だったんですよね。

この章のタイトル「TRUST MY LOVE」は、お互いが、自分の事を信じてほしいと相手に言っている言葉ではあります。

杢太郎さんに関しては、過去の遍歴の中で本当の自分が分からなくなってるようなこともあるような気がして、「自分で自分を信じる」意味も含ませて考えています。

 

大人同士だから尚更デリケートになる、そんな大人の純愛を、書きたくて書いていました(汗)。

 

この時はまだ、尾形くん出演の予定はなかった(汗)。