なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

現実と区別をつけない遊び方

歴史ごとには中々興味が持てず、不学でございます。
だけどその一方で、郷土史とかはなんだか、結構好きなんですよね。

ゴカムも、読み始めたきっかけは「地元の話だから」っていう理由が大きい。

原作は、熊との死闘の恐怖を乗り越えると(シャレじゃなく、あのシーンが本当に怖くて一度、読むのを諦めたことがあるんです)その後はほんとに可愛い少女が出てきます。
そして彼女は、私のホームグラウンドの隣町、大好きな小樽に住んでいた。

舞台の一つになっている鰊御殿は、モデルになった建物と昔の職場でお取引がありました。

私は急速に物語に親しみを覚え、次は何処が出てくるのかなって楽しみになり、気がつけば開放分を、一気に読み終わっていたんです。

「怖くて読めない」って何の事だっけ?と本気で思う今日このごろ(汗)

 

それまで新選組の物語は、私にとっては「歴史ロマン」の括りで、郷土史とあまり結びつくことはありませんでした。

だけど先日、小樽ブラブラしてて偶然、永倉さんの菩提寺を見つけた。
永倉さんは幕末以降イロイロあった後、妻子の居る小樽に移り住んだんだそうでした。

そのお寺は、永倉さんちが檀家さんとしてお世話になってたお寺だったんですね。

ご近所さんたちと共に小樽の住民として、変わりゆく小樽、そうでない小樽、街の空気に触れながら、何気なく暮らしていたのかな。

ゴカム土方さんと合流したのはその頃になります。

そして争奪戦のあと、戻ってきた。

 

ご家族は永倉さんを、どんな気持ちで迎えたんだろう。

静かな余生を過ごすおじいちゃんの中に、あの豪胆な記憶が閉じ込められてるなんて誰が想像しただろう。

そして生涯を終えるとき、その心に思い浮かんだのはどういう光景だったんだろう。

そういう永倉さんの物語が、今じゃ少し古びたこの街で、本当に起こっていたんだな…

 

…とか思えた瞬間、私の中で永倉さんは「歴史上の人物」ではなくなった感じがしました(汗)。

郷土の大切な記録を知っている「生き証人」に見えてきたのよ(汗)。

いや勿論、妄想を深めているだけのお話です(汗)。

 

特に道南地方の事なんですけど、戊辰戦争に伴った「〇〇の地」って色々あるんですよね。
それら一つ一つの点が線で結ばれていく時の感じも、結構エキサイティングです。
ただゴカム読む前に訪れてて、スルーしたとこもいっぱいある(涙)

榎本さん率いる旧幕府軍が使った船には、新政府軍に降伏した仙台藩に貸してたものが、含まれてたんだって。

きっと門倉家はその仙台藩関係者だったと、私は絶賛妄想中。

 

…なんか、学生時分でゴカム読んでたら、人生変わったかもですね(汗)。

鹿児島とか新潟とかも、行きたいですもんね(汗)。

 

1番の希望はのらぼう菜を食することなんですけど、ちょうど年度末に旬を迎える郷土野菜をお迎えに上がるのは、ナカナカ難しいです(涙)

さいちルームにのらぼう菜メニュー、ホントに何処かに、無いかなあ…(無茶)