北海道新幹線、札幌延伸スケジュールが延期になったと聞きました。
それで私は、ウチの鶴見GMのことを思い出したんです(汗)。
関カムは菊田さんと夢を見っぱなしの世界ですが、サイドストーリーをいくつかご用意し、その世界を肉付けしています。
鶴見GMのお話は、メジャー志向の全く無い杉元くんがポスティングを志願するよう仕向ける為の、いわば舞台装置として、そもそもは開発されました。
原作での中尉の思いを、ウチのお話に無理無く組み込むためには、どういうストーリーにしたらいいのかな?って考えたんです。
折しも、私には原作における「しづか」の恨みがございます(賛同者は誰もいません)。
なので、ウチの鶴見さんにはまずしづかに操を立てて貰おう!と、私個人の思いを押し付けようと固く心に決めました(舞台装置の役目どこ行った)
それとは別に、関カムの親会社もここで決めておこう、と思っていました。
「ハァト編」の冒頭に出てきます「さいちルーム」は、のらぼう菜の話をしたくて捻り出した企画でした。
私の地元では、そんな感じのを観光会社がやっています。
これは「野球ファンの方の私」が夢見た事で、そういうのもっと一杯やってほしい。
なので関カムの親会社を、「大手の旅行代理店」と設定しました。
(野球選手に限らず、推しでデコられた部屋に泊まれる宿泊プランって、そこそこ需要あるような気はするんですよね)
更に、旅行代理店だったら私鉄と手を組んだりできるんじゃないか。
もしグループ会社が巨大なホールディングスだったら、まとめて傘下に収めることが出来るかも。
そんな感じで妄想が続きまして…
● 鶴見少年の父がかつて、車両開発のメーカーで働いていたこと。
● そのメーカーが社命をかけて開発した「しづか号」は、国の鉄道開発計画に振り回された挙げ句線路を走る日は来なかったこと。
● 負債を抱えたメーカーが子会社として所有していたのが、「関カム」だったこと。
● メーカーが現社に吸収される際に、ほとんどの選手たちがプレイする場を失ったこと。
● 選手たちを守れなかった苦しみを、GMの父が背負ったこと…
そんな辺りが、ストーリー設定の下敷きになりました。
だけど、GMの野球愛にはその前段階に、「国」への不信感があります。
一回決めた運行計画を簡単に中止して、しづかを葬り去り、メーカーを借金まみれにしたのは「国」「議員」だと考えている。
話が長くなってきてすみません(汗)。
そっちへの思いを晴らすために尾形くんを利用してる、っていうお話の流れです(汗)。
GMの思いは、野球愛より「しづか愛」だと私は考えております。
てか、そうなのです(爆)
これは私が、しづかが海に沈んだままじゃ可哀想なだ・・と思って、自ら妄想したストーリーです(汗)。
ウチのGMは、案外この人だけで話が一つできてしまうほど、背景を抱えた人です。
私は原作の構成を真似をしたくて、頒布版を作る際、巻末に加筆修正を行いました(汗)。
既に三次創作に近いため、pixivでは公開していません。
尾形くんも杉元くんも、アリコくんにもそれぞれ背景はあります。
なるべくお話内でお伝えできるように頑張って書いたつもりだったけど、一体どうだったんだろう。
自分は分かって書いてるもんだから、そのあたりの判断はちょっと、不自由ですね(汗)