野田先生の新連載、堂々のオープニングでした!
初回60ページ超えって、本誌なら3号分じゃん…それでももっと読みたいと思うほど引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。
あらすじは本当にスピナを踏襲してて、全体的に熱血度アップへ向かってる感じします。
「Dogsred」は犬ぞりのスペル違いというか、どっかしらダブルミーニングありそうですね。
赤は、燃える男の色ですもんね。
主人公はプリンスぽいけど、途中途中頭巾ちゃんぽいとこもあった(顔の面で)。
あとGENMA兄弟はそのままで、むしろ先生の彼らに対する、深い思い入れを感じる。
北海道らしさを全面的に押し出した、楽しいお話になりそうだ。
前作スピナには、「何もなくてさみしい場所」の、そこはかとない寂寥感があった。
それはもう、不要かもしれない。
感想っていうか、アタシは二次創作でガッツリとスポーツ扱った身なので親近感が湧き、正直嬉しさもジワジワ来ている。
スポーツの中で織りなす人間模様に期待して、漫画として楽しみにしている。
そこにゴールデンカムイの香りがするなら、更に嬉しい。
ロウくんは、最高得点を出した瞬間と、イスを投げた瞬間の間に、フィギュアの王座を捨ててもいいくらいに怒った、何かがあった。
そして初回では、その何かは、分からないようになっている。
ゴールデンカムイで、杉元は気に入らない上官を半殺しにしたため、恩給を受けられない身になった。
だけど何にそんなに怒ったのかは、語られずじまいだった。
二人共、ただの乱暴者ではない。
何処か義憤で、こうなる人たちのような気がする。
そこが「ドッグス・レッド」な感じもする(妄想です、楽しんでるから赦して)。
自作の杉元くんには、私が自分なりに「杉元が上官半殺しにした理由?」を想像した、考察のようなものを、実は織り込んだつもりで書いている。
アレを野球選手に当て嵌めて考えたら
「上官=審判」
「怒りの発端は審判のジャッジミス」
「怒った理由はそのミスで、先輩の勝利が無くなるからだった」
という、ストーリーになった。
ウチの杉元くんは菊田選手を先に殴った為、審判までは行き着かなかった。
それで何とか、球界から永久追放を逃れたことにした。
杉元は正義感が強く、貧乏くじを引きがちだったみたいだ。
ロウくんは、どういうコなんだろうな。
実はもういっこ嬉しいことが、明かせないけど、あった。
アタシは先生にファンレターを出したことも無いし、それは本当に、ただただ偶然だ。
きっとモブちゃんなのだろうけど、とても可愛い。
もっと出して欲しいけど、初回だけでも全然オッケーです。
謎ですみません。
でも、嬉しかったの。