5月に東京で島!本!先生の展覧会に行った時、クリアファイルと「十訓」をいただいた。
熱血マンガ家の為の格言なので、全てを守るのは私には無理そうだ(汗)。
だけど中には、本気で身につまされるものもある。
「よく寝てから 描 け」
食うのを忘れてとか、限界を超えて系の格言が多い熱血の中では、一瞬異色のテイストだ。
だけどよく見ればそれも、最大限のパフォーマンスを引き出すためと分かる。
体調が悪かったり、眠気を覚えてたりすると、作業って本当に捗らない。
つい焦って何か書こうとしてしまう。
でも全然まとまんないし、いい言葉尻も出てこない。
絵だと酷いものを書いてたりする。
使い物にならない作画は、時間を無駄にした証拠物件になる。
後で自分で見てもイヤになるという、ガッカリコンボが待っている。
長年熱血で突っ走ってこられた先生の格言のお陰で、眠いのに無理に作業しない事、寝るのは罪悪ではない、と思って安心した(汗)。
「思い切って 描 け」
「夢を持って 描 け」
聞くだけで気持ちが良くなる格言だと思う。
十訓は全部、「描け」の部分を色々置き換えたら日頃の生活や、何なら人生にも通じる大切な事かなと思う。
と思ったらやっぱり、色々転用されていた。
感激してたのは私だけじゃない。
というか、多分ものすごくたくさん居た。
いや、趣味で創作楽しむんだったら、まずはちゃんと寝ようよ、って話です(そうだったのか)。