なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

呪いじゃないの

菊田さんとの夢全開で書かれた「関東ゴールデンカムイ」ですが、その中にアリコくんとの夢を、そこはかとなく盛り込んでいます。
お気づきになられる方は、どのくらいいらっしゃるのだろう(汗)。

 

再三、「野球女子としての夢をアリコくんに投影している」というようなお話は、させていただいてきました。

アリコくんは、若さゆえの未熟さから、恋心を自分じゃどうしようも出来なかった。
そういう不器用でナイーブな男の子として、登場しています。

しぃちゃんは、自分が愛されていたことを全く分かっていなかった。
当時は自分も「ちょっといいなー」とは思っているんですよね。
だからなのか、アリコくんにも自分にもしそういう気持ちがあったなら、やっぱり「ちょっといいなー」程度だっただろうと、そう判断しています。

 

最初の「すたー編」初登場の時、杢太郎さんは「二人だけしか知らない何かがある」という事が我慢できませんでした。

「嫉妬」に近いようにも思えますが、アリコくんに対して、何か思ったわけじゃないです。

多分、過去二人が付き合っていたとしたら、それはそれでも良いんですよね。
ただ「二人だけの思い出」とかがあるなら、その「思い出」に嫉妬するようなことは、あるかもしれません。

 

アリコくんもしぃちゃんも、その間について自分には、何にも話してくれません。
実際付き合った事実はありませんから、話すことなど何も無いのが真実なんですけれど(汗)。

 

(だけど杢太郎さん的に、そこはいまだに引っかかってるんですよね。
完結した話の中には書かれていない杢太郎さんの心情なんですが、しぃちゃんの親と仲良かったのもあるし、本当に俺で良かったのかなとクヨクヨする日も、実はあるみたい(汗)。
自分は後から来た人だからと思って、過去の思い出を埋められない事に歯痒さを感じているのもあるでしょう)

 

アリコくんのイメージは、ユーミンの古い歌をいくつか参考にして練り上げました。

ダiンiデiラiイiオiン・青i春iのiリiグiレiッiト・D O W N T O W N  B O Y

この3曲の端々が、イメージの中心になって来ています。

 

アリコくんとのそこはかとない夢、というのは、青春の未熟な恋の痛みなんですよね(汗)。
痛みこそが夢というか・・リアルタイムのお付き合いというよりは、思い出の方が「夢」になってる感じです。

 

アリコくんは、もう恋なんてしないと決めているわけではありません。
だけど、もう、その気になれないだけ。

 

どこかで恋をしていたら、今度はあきらめないでね。
と、しぃちゃんは多分思っています(汗)

 

しかし野球オタとして私が夢見るのは、「一生独身のセクシーアリコ」です(汗)。

色気ムンムンなのに、どこか女性を寄せ付けない独特の憂いの裏には、そんなナイーブな、青春のリグレットが秘められています。
というお話でした。

 

よく見ると、それって何かの呪いかよ、って話ですよね(粒汗)
だけどこれがあるから野球界ではモテモテなんですよ・・って設定で・・・(滝汗)

アリコくんにはどうにか、どうにかそれで、手を打ってほしいのです(懇願)