相変わらずビクともしません。
しばらく絵のアップができない戸惑いに暮れていたけど、そういえば、自分って最初、何をしたかったんだっけ？と、ハタと立ち止まった。
最初は絵が出現するなんて思ってもみなかったわけだし。
ひたすら文章と企画に頑張っていたんじゃなかったっけ・・？
GW外出中のカーラジオから、宇多田ヒカルちゃんの「Traveling」が流れてきて、なんとなく思い出してきた。
１年以上前、私は「選手の登場曲」を設定した。
この曲を私は、杢太郎さんがデビューして初めての登場曲、として設定している。
「すたー編」を書いてすっかり菊田さん菊田さん言うようになった私だったが、「ハァト編」を書き始める前に一旦正気に戻ろうと思い（汗）、スタメン全員の登場曲を決定、pixivで紹介した。
音源の紹介はpixivでは出来ないので、それがきっかけでブログを始めた。
自分の食性？や、得意な年代になるべく囚われないよう、幅広く選びたいと思って必死で考えた部分もある。
気が緩むと同じアーティストばかり選びそうになってしまう。
趣味なんだからそれでもダメじゃないけど、あくまでも「球団としてのリアリティ」を追求したかった。
youtubeも取材気分でいっぱい見た。
こんな事でも無きゃ知らなかったろういい曲にもたくさん出会えて、楽しかったです。
決めながら、私の頭の中では逐一、一軍のグラウンドが妄想されている。
杉元くんが先発マウンドに上がる時
「勝つまで立ち上がれ 上がれ 恐れずに前へ
走れ 走れ ぶっ倒れるまで」
の力強い歌声と共に、スタジアムは大歓声に包まれる。
月島がバッターボックスに入ったら、
「俺もまた輝くだろう」
の後は、客席全体から
「今宵の月のように〜」と合唱が起きる。
房ちゃんは「海の声よ 風の声よ・・」
と、自分でカバーしてレコーディングした。
彼は、「ハァト編」の頃はもう、メジャーへ移籍している。
この曲を歌いながら、きっと心は海の向こうを夢見ていたんだろう。
スタメン曲は2021年現在として設定したが、杢太郎さんだけはデビューから引退までを通して設定した。
これはそのまま、彼の選手時代のイメージに重なる。
「ハァト編」のストーリーにも繋がってくる話として曲を選んだ。
打席に立っているシーンも妄想したが、それ以上に妄想したのは、「杢太郎さんがホームランを打った後」だった。
私は夢主だけど、この時は「応援団員」としての夢主だった。
打った後の守備、ライトのポジションに長い脚で軽く駆けてくる。
「GT！GT！」と彼の登場曲を合唱しながら、お客さんたちが拳を振って彼を讃える。
そしたら彼は外野席の私たちに向かって、少々カッコつけた敬礼をする。
そして取った帽子を大きく数回、可愛い笑顔で振ってくれるのだ。
・・こんな妄想しているのは、地球上に私一人なんだろうかと思う。
絵は、あくまでも自分の作品を補完するために描き始めたんだから、そればっかりになってもいかんな。と思いつつ、今日もどこかを補完したい。
ユニだって、せっかく設定したんだから着てるとこ描きたいのよ本当は・・（泣）
登場曲だけじゃなく、応援団のブラバン曲だって歌詞作りたい。
なんなら、才能持ってたら作曲だってやりたいくらい。
グラビアだって作ってあげたい。インタビュー記事だって書いてみたい。
・・・これはもう、みんな見果てぬ夢ばかりです。
「Traveling」が流れてきたのは偶然です。
だけど菊田さんに「初心を忘れずガンバレ」と励まされたような気がして、ちょっぴし元気が出たという（幸せ病）
