ハァト編には三人の「夢主」が登場します。
しぃちゃんと、その出会いの前に別れた二人の女性。
すたー編ではひたすら、しぃちゃんが杢太郎さんを愛していく過程を追いました。
今思えば、夢主が愛を叫ぶだけだったので、簡単っちゃあ簡単だったわけでした(汗)。
ハァト編では、杢太郎さんの方が、どうしてそんなにしぃちゃんを好きになるのか…それを描き出さないといけない。
それは、しぃちゃんの為ではないです。
しぃちゃんがキチンとしてないと、愛してくれる杢太郎さんの方の、男を下げる事態に繫がるからです。
更に、一旦愛し合ったのに別れた人たちの別れ方含め、ちゃんと設定しないと以下略。
このお話は、何がどんな遠回りをしても、全部が菊田さんを愛でる道に繋がっています。
分かりにくいとこもありますが、そうなんです(汗主張)。
しぃちゃんがまだそういう、過去を気にしながら、お話は滑り出して行きました。
だけど一方で書いてる内に、どんどん尾形くんの存在感が増してきました。
そしたら別れた人のことは、そこまで細かく書かなくても良さげになってきた…
むしろ舞台装置としての「設定」…あくまでも「キャラ」ではなく、舞台装置として練り上げて登場させようか。
その方が、尾形くんの存在感を際立たせてくれると思ったんですよね(汗)
それでちょっとシフトチェンジしたんだけど、結果的にはお話にブレが無くなって、良かったような気もします。
全員のホロスコープを作って書いているお話なので、いつかはそんなお話もしてみたいです。
表面的な事しか分からないけど…
二人の女性が杢太郎さんに嫌われたのは(杢太郎さんの方が愛想を尽かしています)、二人とも「彼を自分のモノにしようとしたこと」「彼に依存し過ぎた事」にしています。
それぞれの立場から方法は違いましたけど…
後は、「射手座が苦手そうな事」をざっくり下敷きにして、ネタを作りました。
そういう痛い目を数多クリアした彼が最後に愛したのは「ベッドの外ではクール」なしぃちゃんだった、ってお話です(あっいえ、勿論それだけじゃないです(滝汗汗))。
何か、ホロスコープ作ってみてても、私は杉元くんの性格が、一番理解難しかったな…(謎)