新刊に、以下のカードを挟めさせていただいております。
脱稿直後からいくつか校正漏れを早速見つけ、しかも一つや二つではありませんでしたので、菊田君を使って謝らせています(汗)。
ウチの箱庭では、この子が、ああなります(汗)
「関東ゴールデンカムイ」は夢主ちゃんと杢太郎さんが出会って、えろえろラブラブになっていく様子をひたすら追った物語として、スタートしました。
ですがその裏には、その前…彼らがまだ出会う前、更には子供の頃も、詳しくはありませんが設定があります。
若い時の辛い経験や、味わった心の記憶が今、彼らの行動に理由を作り、思いに影響を与えています。
こどもたち設定は、彼らが野球を始めたきっかけを妄想して描いた絵でした。
ああいう感じの妄想は初めからは無くて、物語を書き進めていく内に出来てきます。
物語の中で何気なくとらせた行動には、そういう後から気がついた妄想で後付される事が多々あります。
尾形くんがあんなに「思い出を大切にする子」だった理由が、百ちゃんの出現でやっと筆者に分かったくらいの事です。
全て追っていたら何時迄も完成できないので、まずはpixiv連載完結を大目標にしていました。
しかしそれにしても加筆多かったなあ、と今振り返っています。
少しでもページ数を減らしたい一心でしたが、字、ちっちゃ過ぎたな…とかもあります。
自分は今は箱庭で、彼らの2D化にのんびりと勤しんでいます。
のんびりって言う割には、自家発電・鼻血噴出5秒前みたいな感じで、引き続きお目出度くやっています。
パンツ一丁とか、上げても大丈夫なんでしたっけ…
夢主視点で書き続けたこのお話は、杢太郎さんが自分で話した事以外の彼の思いを綴るのを、極力避けてきました。
夢主ちゃんから見て、彼は自分の心の奥底はほとんど話さない。
夢主ちゃんが彼を愛し抜く間(照)に、気がつく事ばかりで構成されています。
彼が何も話さないからと言って、彼に思いが無いわけではないですもんね…
すっかり大人になって落ち着いた杢太郎さんに、気持ちを自分で明かせる機会があったらいいなとは思います。
だけど本当に箱庭内だけの話(もうエロエロでもなさそうだし)に終始して、盛り上がる箇所は無さそうに思います。
盛り上がりとかは関係無いか…
私が作った私の箱庭の、落とし前って事ですもんね。