杢太郎さんは「ホーム補殺の記録を持っている」と前山さんが言っています。
バックホームアウトのイメージなので、「外野手の」とかって一言入れれば良かったなと、今でも悩んでいます。
まるっきり間違いではないんだけど、書いてた当時にあんまり深く考えてなかった私がイケナイ。
「補殺」は、ボールを投げてアウトにしたことではなく、アウトが成立する、その補助をしたことによって記録される(偉そうに言ってるが最近知りました)。
なので素でその数が一位になるのは、本来内野手だろうと思うのよ。ホームに投げる機会が、圧倒的に多いですもんね。
ちなみに「外野からの中継無し返球でアウトにした回数」を、記録として一言で表す表現は無いようで、まんま「バックホームノー中継アウト数の外野手記録」みたいな言い方になってしまう。小説では、なんとも締まりが悪いのも事実でございます…
だけど書いてる時ちゃんと分かってれば、言い回しでどうにかできたのになーと、切なく思っています(涙)。
イメージで押し切れる事っていっぱいありますが、知ってる人が読んじゃうと「それってありえなくね?」と思うことって出てくると思うんですよ。
以前トラベルミステリーを見ていて、時刻表はきっちりと調べ上げられ、タイムスケジュールとしてはホント完璧。
だけど主人公が飛び乗ったリゾート特急は、通常予約客しか乗車できない、チケットが当日発売されてない列車だった時、ちょっと切なかった。
これも、どうしてそれに乗れたのか、一言なにかあれば正当化できるからです。
知らなくてやることは、やっぱ突っ込まれると少し恥ずかしい(汗)。
FA関連、一生懸命考えて書いたけど、そういうことある気がする。
いやもう、最初の年表から破綻してたら、もう、ただただ笑ってください。
お願いします(大汗)