昨日お昼前くらいに訃報を受け、自分にもそうですが、各方面に本当に大きな影響をお与えになった方で、なんというか、喪失感が計り知れないです。
自分達の常識は決して常識ではないと、私が999から読み取った影響はそこらへんでした。
999をロードムービーと言っていいかは微妙かもですが(そういったランキングがたまにあると、トップではないけど票は入る・・みたいな感じですね)、主人公たちが行く先々で出会う「その街の風景」に夢や驚き、気づき、イロイロもらっていました。
ゴールデンカムイも、最初ロードムービーっぽくて面白いなと思って、読み始めました。
身近な街が次から次へと冒険の舞台になって嬉しくて、読み進めていく内にストーリーとキャラの魅力に惹き込まれ、現在がございます。
自作を書いてた時に、「杢太郎さんにも『不死身の杉元』みたいな二つ名が欲しいなあ」と思っていました。
菊田選手にはド派手なバックホームが似合うと思ったので、そんな感じに擬えて「撃墜王菊田」と呼ばれてた事にしました。
その時頭に浮かんでいたのは、先生の描かれた、軍記物のワンシーンだったりしました。
(今、その辺で入稿後誤記発見して凹んでいます。お詫び文入れるか…(涙))
昨日、どうにも眠れなくて、杢太郎さんに夜更かし付き合ってもらった。
先生の中には、先生の作ったキャラたちが一つの世界を作っている。
もう、先生の世界を知ることはできない。まだまだ、エピソードが詰まっていたと思います。
それがもうアウトプットされる日は来ない。
ひたすら悲しく、惜しくてたまらないです。
唯一無二の、偉大な作家だったと思います。
軍記物OVA、私が見られた数少ないシリーズの第一話(って言うのかな…)、主演声優さんがホリケンさんだった事を、さっき知りました(@o@)
もう一度見たいです…見れるのかな。