道スポが産声を上げた頃の事は、結構記憶に残っている。
お色気ページのあるスポーツ紙は、年若い乙女には、推し球団の事がどんなに知りたくても買える物ではなかった。
お茶の間でで読めるスポーツ紙の誕生は、野球その他モロモロのスポーツがおじさんだけの為ではない、老若男女皆で楽しむものになった、そんな風に時代が進んだ事を感じさせた。
いつの間にかそんな事情は、スポーツ紙には関係無くなっていたんだね。
皆好きなものだけ、好きなように見られるようになった。しかも周りに知られる事もなく。
ウェブ版は記事も充実させる意気込みのようだが、多分私が見ることは無いだろう。
道スポは、日ハムさんが来てからそっち方面の記事が多くなり、まあそれは地元の読者が見たいものを掲載するのだから間違ってない。
セ・リーグ優勝の翌日でも、大したニュースでもない日ハム情報を1面にする気概だった。
ただ、日ハムが皆大好きで、どんな情報でも欲しがった時代でも、今はもうない。
道民だって、一般的な野球ニュースが見たかったりは、しないんだろうか。
村上56号&三冠王は、さすがに1面だった。
これでも日ハム情報1面だったら終わってんなと思ってたけどそれは回避された。
これからも北海道のスポーツを盛り上げるためのスポーツ紙(ウェブだけど)であり続けてほしい。
それは、偏った記事構成じゃなく、北海道に住むスポーツファンが何を読みたいかを考えてもらう事だ。
日ハムのビミョウ加減も結構売上には影響してたかと思うがどうだろうねえ。