なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

えんじょい

夏の甲子園エンジョイベースボール席捲。

いい事だし、時代が根底から変わるところを見ている気がする。

エンジョイとは、楽して勝つことではない。

勝つために注いだ努力も、楽しいこと。

負けても、ガチ勝負した事自体がいい思い出になること。

野球っていいなと、最終的に思えるかどうかだ。

 

宮i本が引退する時、「楽しめってよく言うけど、楽しんで野球をした事なんかない」と言い放った。

でも続きがあって「仕事として一生懸命取り組んできた。真面目に真剣に向き合ってきたことは誇りだ」と繋げている。

これは、宮i本自身の「楽しみ方」の問題だ。

野球に真剣に取り組んだ毎日は、苦労と悩みの連続だったかと思う。

だけどそれが「いい思い出」なんだったら、やはりその人は野球を楽しんだ、と言っていいと思うのだ。

まあ、宮i本のニヒルさに直面して、彼の考えを直接肯定しなくちゃならない立場だったら、それはちょっと厳しいかもしれないとは思うけどね・・。

アタシは、宮i本ってMAZOだなと思うだけだよ(ごめんね)。

 

だけどそのMAZOがスポーツ界を支えている部分も、とても大きいのだ。

 

これからは、苦悩もプレッシャーも心底楽しめちゃうような、「エンジョイ」が板についたプレイヤーが、どのスポーツ界でも伸びていくんだと思う。

 

懸念しているのは、逆に「楽しまなきゃダメ」みたいな風潮に行くことだ。

世の中、根アカばかりじゃない(汗)

 

練習はつらい、プレッシャーは重い、でも頑張る!みたいな考え方は、性格だから治らない(汗)。

だけどそういう子も、彼ら自身のやり方でスポーツを楽しんでいる。

髪だって、サラサラ集団もいれば、「洗うの楽だしこっちがいい」っていう丸刈り集団もいるよね、好き好みで。

どっちがいい悪いとか、時代がアレコレじゃなく、とにかく野球が面白くなるように祈っています。

 

野球は、一チームじゃできない。

必ず二チーム以上あって、勝利を争って戦う。

だから個性的なカラーのチームが色々、そしてたくさん揃ってる方が、見てる分には面白いのさ。

 

慶應の応援、あんまり甲子園詳しくない私が初戦で感じるくらい、本当にすごかったよ。

何がすごいってOBの力の入り具合よ。

なんていうか、我が慶應は永久に不滅ですみたいな勢いってか、慶應の旗の元に全員集ー結!みたいなね・・

彼らの後ろには、金も地位も余裕も揃った大人たちが山のように・・・

いや連峰のようについているんだなあと思ったよ。

さっすが名門は雰囲気違うなあと思っていたけど本当にそうだったんだね(汗)。

キヨのご子息もおったしね(だから何)

 

そんな慶應を倒す!みたいのが出てきて、甲子園にまた筋書きの無いドラマを作っていくのかな(汗)。

 

何でもいいから、野球を面白くしてほしいと思ってマス(クス)