なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

共存

ヒグマがどんどん、人里に近付いている…
ここ近年は顕著で、目撃情報が増え始めた2~3年前に自然破壊を唱えた人たちにも、もうそんな話じゃ無い事が分かって来ていると思う。
確かに開拓時代ならそいう事があったかもしれないが、それからしばらく共存の時代は続いていた。その間、自然環境を大きく脅かすような開発は行われていない。

自然の方が人間に近寄ってきているのだ、とひしひしと感じることも増えてきた。去年までは足跡しか見ることの無かったキツネが、出勤時にテッテレッテレーと歩くようになった。
数年前から、高層ビルにカモメが住むようになったのは、今思えば前哨戦だったのかもしれない。

穏やかでない言い方になってしまうが、街中で犠牲者が出ない限り駆除もしないつもりなんだろうか。

ヒグマに限らず、自然が人里に近付いている理由の一つに、近年の離農問題があると思う。
人間が開発した土地は、人間が守る経緯で自然とのバリケードになっていた。
人が離れ、手入れされない土地は藪になって自然に還る。そういう事だ。

そういう意味では、これから駆除もやむなしとなった場合も、人間のせいと言われてしまいますね。
一旦こうなった以上、管理できる状況まで盛り返すのは簡単ではない。

何か収拾つかなくなってきてますが…
私は、もっと農業を大切にして欲しいと言いたいのですよ(そうだったのか)