黒字になる方がおかしいと思うので、記事内容は今さら感もありますが…
結局意地の張り合いでこんなことになってしまった。嬉しいのは球場が近くに来る地域に住んでる野球ファンだけ。
どっちもどっちって感じもする。札幌市がたかを括っていたのも多分ほんとなんだろうな~と思うし、日ハムも多分、札幌市はプロ野球を手離す筈無いと思ってたんだろうと思っている。
日ハムさんが札幌に来たばかりの時、まず初めは地域に認められる事が命題だった。強かった時はそりゃ大人気で、開幕戦チケットなんて争奪戦もいいとこだった。
私は、日ハムさんにも勘違いはあったように思う。あの凄まじい人気の中で、ファイターズは北海道に不可欠な存在になったんだと。
北海道人(まあ、札幌市民か…)は、日ハムが本拠地に北海道を選んだことで大層有り難がり、「こんなとこまで来てくれてありがとう」的に応援を始めた人がたくさんいる。そのタイミングで、本当に男としてイカした選手たちが沢山いた。強くカッコ良く、そして仲がいい。見ていて楽しい野球だった。だからファンが沢山いて、応援をしていたのだ。
少しずつチームがほころび始め、当時の魅力は、私に関して言えば全く無いと感じる。
地域の歴史に密着した球団は、負けても負けても応援熱は変わらない。日ハムさんも、北海道に来たときはそうなりたいと思ってはいなかったんだろうかと思う。
わずか10年チョイくらいでその絆が出来たと思ったなら、札幌市民も舐められたもんだよなあとは思っていた。
今、少なくとも私の回りは、「昔は野球なんて無かったもんね」「元に戻るだけだよね」と、今までのように気楽に応援に行けなくなる交通事情に諦めモードだ。