仰木さんと比べるのがそもそもビックリだけど、当たり前すぎて…ねえ。
やる前から「ダメに決まってる」とは言いたくないですし、盛り上がってるとこに水差したくないファンは黙っていたでしょうけど、まあ、そりゃそうですよね、って話だ。
去年の覇者ヤクルトとオリックス、いきなり最下位から優勝したのを単なるシンデレラストーリーと捉えてる人も多いかもしれない。けど、どちらのチームももう何年も、ともすれば十何年も、コンセプトを決めて作り込んできたチームなのだ。
そのためには今一軍のスタッフが二軍スタッフだったり、全体のチーム事情を知っている人が必要だ。チームは、一軍二軍それぞれ役割が違うが、合わせて一つのものを作っていると思う。
知識の無い人が空想で作るチームとは、土台が違いすぎるのだ…
(知識が無いと言ったら言い過ぎかも知れませんが、私は知識があったらガラポン打線なんてアイディアは、どこからも出てこないと思う)
今の日ハムを見ていると、「粘土だんご」を思い出す。
植物の種を色々入れた粘土のお団子を不毛の地に置くと、その土壌で生きられる植物だけが発芽するのだ。
今の日ハムの土壌で、立派に育つ選手はどれだけ居るだろう。
粘土だんごは、賭けだ。ひとつも発芽しない場合もある。