突然ですがこのお話に出てくる、ゾーヤママのお話をいたします。
モデルは、言わずともしれますソフィアです。
ゾーヤさんの裏設定は、夢小説で詳しく説明すると論旨がボケると思って、あまり細かく触れて来ませんでした。
お話の中では、愛した男が素敵すぎるゆえに自信を無くして勝手に泣く(汗)しいちゃんを、「それがあんたの選んだ道だよ」と諭す役柄です。
しぃちゃんは、ゾーヤさんのもとですくすく育っている「あっちゃん」(色々配慮が必要らしく、「明日子」という名前の使用は避けました)が、彼女の実子でないことだけは、知っています。
もしかしたら、当時大人だった街の人なら何か知っているのかもしれませんが、しぃちゃん自身は細かいことは知りません。
ゾーヤさんが選んだ道は「実子でない子を育てる事」です。
そして、選んだ道が正しいかどうかは、自分で選ぶ事が出来るんだとしぃちゃんを諭します。
これは夢小説ですので(今更)、しぃちゃんが杢太郎さんと出会って愛を確かめ合っていく(照)過程を主眼に置いています。
ゾーヤさんの話は、小説の中ではここで終わっています。
裏設定になりますが、ゾーヤさんが選んだ道は、愛した人が遺した娘を自分の手で育てていくことでした。
そんな彼女が、愛し合って結婚して、好き過ぎると言って泣く女を、どんな気持ちで見守っていたか。
「何が不服なんだ?」と、怒っても仕方ない位の話です。
愛した人が他の女性と愛し合った証を目の前にして、ゾーヤさんが自分の選んだ道を正しかったと思えるようなるには、相当葛藤があったはずです。
その葛藤を乗り越えた女性の強さは優しさとなり、チンケな小娘の悩みを、暖かく包んでいるっていうお話です。
私は、原作のソフィアが大好きなんです。
君は優しすぎると言われた人ですが、「優しさ」は強さだと思っています。
それ故、彼女の最期はあまりにも悲しすぎた。
ちょっと語り足りない感じがしますが、お昼休みタイムアップです😭