昨晩は久しぶりに、本当に何もしたくなくて、とにかく眠りたくて、22時前に落ちてしまった。
開始前の現地はお祭りのような賑わい・・ってそりゃそうか、お祀りそのものか。
試合のチケットを持っていない私は、翌日入場する予定のゲート確認や、グッズ購入の為に球場周りをグルグルしていた。
ショップでは「村上の背番号って何番なんだ?」と、今年ファンに、多分なりたてのお父さんが声を上げている。
ワゴンには「マクガフを応援しよう」と手作りされたポップと共に彼のタオルコーナーが別設。
バッジガチャを回していたら、10歳くらいの坊っちゃんが「俺やりたかったやつだー」と、思わずな感じで漏らすのが聞こえる。
金に物言わせて(いや、私だってしばらくはビンボ人生だ)やってきた自分だ、「梅野、要るかい」と出たバッジを彼に手渡してみた。
彼本人はビミョウな面持ちだったが、それは知らないオバサンがいきなり物をくれようとしたからだろう。
一緒にいたお母さんが喜んでくれて、良かった。
球場内で関西弁の
「大体俺はヤクルトなんてキライやねん」
と、マジで、マジででかい声で喋るおっさんに、背後を取られる。
こんなファンが、本当に居るんだ。
だけど気持ちは、すごく、ものすんごく分かる。私だって地元じゃ、ビジター生活長いもんで(汗)。
ビジターは、こうやって虚勢を張りたくなるものなのだ。
ただ、相手ホームでのこの発言は非常にはしたない。思うことは仕方がないが、みっともないのだ。
何だかとにかく可笑しくなってしまい、少しだけ振り向いて「プ」と笑ってしまった(スミマセン)ら、気づかれてしまったのか突然「あー、でも試合は面白いよ!」「ホントいい試合やっとるよ!」と論調が変わって焦った(大汗)
あのおじさんたち、喜んでいるだろうな。
悔しさと嬉しさはプラマイゼロと考えている。
負けた方の悔しさの度合いと、勝った方の嬉しさの度合いは、ベクトルが逆だが同等となるという考えだ。
私がこんだけ悔しいのだ。
ああ、おじさんたち、どんだけ嬉しかったろうな。
12時間後、私はどうしているだろう。
乞う、ご期待(嘘です)