なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

宿題を与えられた気分だ。
あのたったひとコマの菊田さんシーンで。

読者はずっと、菊田さんってイイ人、ちょっとツメが甘いけど、みたいなミスリード「させられていた」と思った。
勇作さん兄様にあんな可愛い態度だったことも、杉元に似てたのもこの回で明らかになった。
んで、菊田さんは常日頃から「お仕事」は、回りを注意深く観察して、そこから色々と判断してやっていたんじゃないかと思った・・・。
デッドドロップ方式だって、「こんなやり方じゃ」みたいに言って失礼よねっ。
情報将校が相手なんだから、通信手段なんて使えないじゃないのさ、と最近思い始めたところだった。

尾形よ安らかに・・・
壮絶で、だけどすごく、尾形として自然だったように思う。
救われたか分からないし、そうであることに是非もあるでしょう。
何となく、罪深いものほど救われていく感の強い物語だ。悪人正機にちょっと近い。
常に西洋宗教画をオマージュしていたゴカムですが、その辺は仏教っぽいのですかね。
クリスチャンは自死厳禁(…ですよね…?)だし、この物語は世界中の色んな思想が入り交じってる感じで面白い。
結局、正しい「思想」なんて無いと、根底では言われているような気がします(穿ちすぎか)
「天から役目なしに〜」は、ついついゴールデンカムイ のテーマみたいに思ってしまいますが、あくまでも「アイヌの教え」であって世の中の正論では・・ありません。
私は役目無く降りてくるものだってあると思うし、あってもいいと思うよ。
自分の人生は自分のものですしね・・。
いや、尾形がそうだったとは言ってないけど、とりあえず、限りなく自分の為に生きた人生だったと思います。



さて私自身の話だ(大汗)
杢太郎さんが何故か持ってた過去の彼女の遺物。
私はウッカリに想定してたけど、何か杢太郎さん的に理由があったんじゃないかと思った。いや、思っただけ。
回収できないわこんなの…

それにしてもホントにいい感じの人だわあ。
昨日の晩は「こんなにイイ人に変なことばっかりさせてごめんなさいごめんなさい」ってばかり思っていたが、今ゆっくり上記の事を思うと、やっぱり推して良かったぁという思いの方が強くなりました(汗)

でももう居ないのね・・・
ずいぶん前の事みたいに感じるけど、お話では、2~3日前までは元気だったんですよね(涙)
なんかノラ坊発言も、何か本当に仕込んでたりして、なんて妄想までしてしまった。
次週からは多分、鶴見劇場ですもんね・・(o´・ω・`o)