ドグスレ、それぞれのキャラが立ってきて一層面白くなってきてますよね。
幼き狂犬たちのぶつかり合いがまた楽しみなとこで、特に源馬弟・慶一くんの成長には注目したいです。
彼はアイスホッケーの身近に育ち、そして才能にも恵まれている。やる気もある。
勝ち気もあるし、選手としては申し分ないです。
だけど私がずっと気になってるのはロウくんに対する、ケガさしてやるとか、痛い思いしてさっさとここから去れみたいな、考え方です。
これってスポーツ選手としては最悪だな、と個人的には思って見ています(汗)。
幼き頃からアイスホッケーしか無い彼は彼なりに、本当にアイスホッケーを愛している。
だから、こういう考えになるのも、まあ分かる気はするんです。
舐めた気持ちで首突っ込まないでほしい。
そんな甘いもんじゃないんだ。
と思えば、排除したくなるのは、心情的には理解できます。
だけど、怪我すればいいとか、痛がればいいとかは、別なんですよね。
大事な体が怪我で、選手生命を棒に振る場合だってある。
ロウくんは、アスリートです。
同じアスリートなら慶一くんにも、その事態がどれほど重いか、分かるはずです。
今週のお話には、チームメイトがロウくんのスケーティング技術を素直に受け入れてる一方で、慶一くんだけは「あんなのスケートじゃねえ」みたいに言ってるシーンがありましたよね。
慶一くんはまだ「アスリート」ではないんだな、縄張りを守りたい一心の方が勝ってるんだな、という印象を受けます。
それがいいとか悪いって話でもないんですけれど。
ただこの辺の幼なさや意地とかが、これからロウくんとの物語にどう繋がって行くのか、色々期待しているところです。
とは、皆が気持ちよく、ゲームをとことん楽しめるよう、尽くす「最善」だと考えています。
それは、単純な「正々堂々」ともちょっと違っていて、お互いの駆け引きや出し抜き合いや、ゲームを面白くするプレイ全体が含まれるような気がします。
それぞれの長所が目一杯引き出され、最高のパフォーマンスを発揮できる時、その駆け引きは一層面白さを増します。
のびのびしたパフォーマンスは、お互いの力を素直に認め合い、リスペクトしあえた時発揮できると思うんですよね。
そして、そんな間柄に生まれるセッションは、プレイヤーにとってとても、気持ちいいものだと思います。
その気持ちよさを味わえれば、そこにあるのが「スポーツマンシップ」なんじゃないか、と思っているんです。
勿論、勝ち負けは競ってるんですけど、勝敗以上の気持ち良さってあると思うんですよね。
気持ちいい汗、ってやつですよね。
明日は、夜のスポーツマンシップについて、ゼヒ語りたいです(なにそれ)