なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

そのココロは

昨日ゴカム映画行ってきました!
なんかとりあえず、見れて安心した…

ストーリーもキャストも、なんにも言うことないです。
次から次へと馴染みの人たちが現れて、顔見世興行のようでした(汗)

もう、これは第一話って事で、いいですよね(汗)?
第二話いつ放送ですか(汗)?

 

俳優さんたちの演技はとても良くて、なんか原作の世界観が逆に深まった感じがします。

言葉の裏に潜む、「気持ち」が見えてくる感じがするんです。

 

裏でもまたワーワー言ってるんだけど(汗)、サザンの、多くのファンに愛される「ロックンロール・スーパーマン」という名曲がございます。

「俺は不死身の杉元だ」は、そういう意味だと何となく、イメージしていました。

 

あの曲では、弱い、トロい、何にもできない僕が、明日頑張るための大事な一言。

「俺はロックンロールスーパーマンだ」

という言葉は、負けそうになった時のおまじないなんですよね。

 

杉元は、強い男です。
だけどそんな杉元にも、「負けそう」な気持ちが訪れたことが、何度もあったんじゃないか。

それをあの言葉で、自分におまじないをかけていたんだったら。

本当の意味の「強い」って、そういうところなんじゃないかと思っているんです。

 

話は変わりますが…

寅次は死の間際、「俺が佐一を投げ飛ばしたって言ったら、梅子は信じるかなあ」って、漫画では私、「佐一を守った」事を言ってるのかと思っていました。

映画では、「梅子が信じるかな」なのは「投げ飛ばした」事を言ってるように思いました。

 

寅次は、梅子への愛だけは俺の方が上だと、泣いて怒りました。
それは多分、3人でつるんでた時はいつも、佐一より秀でたとこはほとんど無いと思ってたからだと思います。

 

寅次は、佐一を助けたなんて恩着せがましい事を、口で言う男ではない。

と思う。

もちろん自分だって、生きて帰るつもりだったんだし…。

だけど梅ちゃんと同じくらい、佐一の事も大切だった。

それで、咄嗟に動いてしまったのが、あの結果だったとしたら…

 

助けたわけじゃねえ、いつも投げ飛ばされてばっかりだった俺が、佐一の事投げ飛ばしてやったんだぜ。
どうだすげえだろ梅子。

 

俺だって、やれば出来るんだぜ。

どうか、そう、信じてくれよ。

 

だったとしたら、一層泣けませんか(誰に聞いてる)。

 

 

と、言葉の裏を色々妄想するのに役立ちます(何だそれ)。

 

ただ、永遠の謎はまだ残ってますね。

そんなふうに梅ちゃんの未来を託されたのに、何故上官を半殺しにするような真似をしたんだろう。

金がそんなに必要なら、そこはグッと我慢できなかったんだろうか。

そこまで怒った…いや、暴れた理由って何だったんだろう?

 

…ドグスレのロウくんにも、同じ事が言える気がします。
ハルナちんに「高校でも頑張ればスポンサーがついたのに」って言われたりもして…

 

彼らの中にあった、現状をメチャクチャにしてもいいくらいの思いって、一体何だったんだ。

今一番、そこが気がかりです(汗)。