28巻カラー版を、ipadで読む。
アリコくんの回想で、お父さんが彫っているマキリの途中経過の絵がある。
展で、マキリ本体を見た。
繊細な模様彫を思い出す。
それはシロマクル氏がイポプテに残そうとしていただろうと、イポプテ本人がお父さんの気持ちを心に描いて彫った、思いの跡だ。
若い時は、親を亡くしても「親を亡くして自分がどう思うか」に気持ちが行きがちだが、年取ってくると「あの時親はどう思ってたのかな」って気持ちになる事がある。
イポプテは、マキリを彫りながらお父さんとどんな話をしたのだろう。
菊田さんは、一緒に見た月忘れちゃったんだななどと、自分を裏切った事に捨て台詞を吐いてしまった(ように見える)。
でも、中央じゃなくアイヌを選んだアリコくんを恨むどころか、全肯定してた思うの。
また一緒に温泉入れる時は、全てが終わって、お互いの立場なんかも教え合えて、誤解ももしあったら、解く事ができる、そういう平和が訪れた時のはずでした。
でももう、菊田さんはいない。
どこにもいない・・・・・
ぶっわぁぁぁぁぁ(;ω;)
初めてちゃんと涙出たよ。
ちょっと待て自分
アタシはなんか用事があって、ipad開いたんじゃなかったっけ???・・・・(大汗)