俺の手柄をそっと得意に思う菊田さんのシーンは、物語が完結した今では誰もが「ああ、ノラ坊と再会させてあげたかったなあ」と思うシーンです。
だけど仮に菊田さんが生き抜いてノラ坊と再会した場合、ノラ坊が「不死身の杉元」になるまでを聞いてしまったら、やっぱり「巻き込んだ自分」の事は悩みそうな気もするんです。
ノラ坊は「それはきっかけであって、入隊は自分の意志だから」と言いはするけど、それとこれとは違うと思ってしまわないのか・・
単なる私の穿った見方ではありますが、やっぱ二人は最後まで会わなくて良かったのかな、なんて思ったりもしました。
有古くんに自分につけ、って言ったのも、自分が有古くんのこと信じてるってのもあるでしょうけれど、板挟みの彼を背負い込む目的だった感じもしますよね。
そんなひねくれた考察（ってほどの事ではない（汗））も折り込みたい感じの加筆修正が進んで今、アップされている分量より2〜3万字くらい多くなりそうです。
杢太郎さん以外の周りのキャラ作りが中心で、杢太郎さんを引き立てるために（爆）それぞれの目的や意思をクッキリさせる作業になりました。
整形も続けてるんですが、全編通しで読むと４時間超えなんだそうです（pixiv調べ）。
自分でも中々通しで読めなくて、今進行中の箇所が元のままなのか直したやつなのかが、自分で分からなくなってきました（大汗）
