思った以上に大団円で、流石野田先生が言ってただけの事はある。
読み始める前は、有馬記念の後みたいな寂寥感を受けるかなあと思ってたんですが全然違う。
これは宴会の中締めですね。
宴もたけなわですがーとか言って一旦部長の挨拶でも聞いて…
さてこれから二次会だよね。
終電遅れたって朝になったって、みんなで気が済むまで楽しもうよ!って感じが今しています。
だってあれだけ加筆出来る隙があるんだもの(汗)
「ゴールデンカムイ」は杉元のお話だから、杉元の落とし処がつけば話しは終わり。杉元の人生に関係ないことは、関係無いっちゃあ関係ないですもんね。
ただ群像劇の側面も強いこのお話は、それぞれのキャラの人生もやたら気になるようにできてます…
多分元々キャラ設定がかなり緻密に出来ていて、みんながそれぞれの落とし処に向かって歩いている事が、読み取れたからだと思うんです。
みんなの人生の物語、聞きたいよね。
「あなたの人生の物語を聞かせてください」ってのは、テレじんの加藤先生だったっけか。