アタシはゴカムを人に勧めた事は無いです。
ア○ヌに対する話題を、私自身が非常にセンシティブに感じるタイプの人だからです。
勿論ゴカム自体が、何か偏った考えを持っているわけではない。
その辺は、ノダ先生の事を安心して見ています。
ただ受け取る側の感想は、千差万別です。
今どきって、「民族共生」意識を国を上げて高めてる機運ですよね。
なので、そっち方面の物語と捉えられると、ちょっとシャクに感じるのです。
百年記念塔が、とうとう壊されてしまった。
まるで、民族同化政策の象徴のような、濡れ衣を着せられた感を覚える。
撤去の理由は老朽化と言われているが、もうずっと前から撤去目的で、メンテの一切を放棄されていた。
元々の設計当時、塔は、開拓が入る前から暮らす人々への畏敬を含めた、モニュメントの一部だった。
予算の関係で塔だけが建てられ、設計者のすべての思いを伝えることは叶わなくなった。
今年の1月から解体着手、作業は急ピッチで進められた。
設計者の井口先生が、2月に亡くなった。
まだ解体の差止訴訟中なのに、塔はすっかり無くなった。
民族共生は、いい。
だけど、実際に開拓で体張って、手足を動かした人たちがいる。
この北の島をここまで、切り拓いた現場の人達がいるわけで…
彼らへの感謝は、どこですればいいんだろう。
アタシ屯田兵ってすごかったと思うよ。
彼らだって政策のため、お国のために働いた人たちだ。
現場の人は、ただ頑張ってくれた。
民族差別とは、ほぼほぼ関係が無い。
でも何かそっちを崇めたりしたら、今どきは「同化政策礼賛」みたく捉えられるのかな…?
今の北海道の暮らしは、彼らの働きで成り立っている部分がホントに大きいんじゃないのかな…
それなのに何か、扱いが寂しい気がするのさ。
何か結びつけてアレだけど、ツiルiミ中尉の思いって、そういう事だったんじゃないかと考えています。
ヤダ、何かゴリゴリな事言ってますね゙自分(汗)
ドグスレ第3話は相変わらずのスピード感で、あっという間に読んでしまった。
前2回までの同窓会感はかなり薄れ、この漫画独自のストーリーに乗ってきたかなあという感じです(偉そう)。
ゴカムよりこちらの方が、人に勧めやすいには違いないです(汗)。