私はエドワード・ゴーリーのファンなので、野田先生の受賞作タイトルを知った時、この漫画家さんはそういう方面から来たのかと思い、ちょっと沸き立った。
実際はそっちとは全く関係無いようですが、偶然でもなんか嬉しかったりはする(ムリヤリ接点を求める)。
そのゴーリーが、東京に来ているらしい。
前回の巡回も追いかけて見に行ったが、今回も北海道に来るとは限らない。
上京の予定を実は立てていて、当初は目的も少なかったが、今になってお題目が出揃ってきた感がある。
ゴーリーが来る松濤美術館では、丁度日本シリーズを見に行った10月に「異性装の日本史」という心惹かれる展覧会が開かれていた。
私はこの展覧会を、渋谷駅近辺の「街の掲示板」に貼られたチラシで知った。
札幌で何気なく暮らしていたら、こんな展覧会知る由もない。
TOKYOは街の掲示板でこんな情報が手に入るのか、と思った。
トランスジェンダー関連かと思ったがそれだけでもない。
ひたすら流石東京は違う!という高揚感が先立ち、文化の滝に打たれた気分だった(汗)。
東京もそうだけど、旅先で出会う地方美術館で、たまたま好みの催しがあるともう嬉しくて嬉しくて、大体観光はちょっと置いといてそっちへ行っている。
そういうのはやっぱり運命なので、出会いを大切にしたいと思っている。
見たい画家の絵とか博物館のリストは、結構クリアされてきている。
「いつか本物を見たい」というのは結構なモチベーションなので、そろそろ新しい「見たい」を仕入れる必要はあるのかもしれない。
その一方で、見る前に閉鎖されそうな場所もあるので、そっちの注意も必要だ…