杉元くんが審判をぶん殴りかけたという最終エピをひねり出そうとした時、そういえばすたー編刊行時に加筆した「豪球の武闘派、野間」の名前が全く活かされていないのに気が付きました。
杉元くんの怒りの理由はさておき、審判を殴るなんて弁論の余地はありません。
ダメ、絶対の話にするためには、杉元くんは叱られなくっちゃならない。
庇ったつもりのピッチャーに「余計なことをするな」と言われるのが一番きついかな…と思い、あんなお話になりました。
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「男・野間」は、どことなく昭和の香りを残す、昔からの野球ファンが好むザ・勝負師だ。
マウンドは男の勝負の場、スタジアムは男たちの人生の縮図。
そういう野球が似合うプレイヤーだと思う。
杉元くん新人の時、188勝目がかかったマウンドだったことにしよう。
回は5回か6回、ホントに勝てるかどうかのギリギリの線で。
年平均12〜3勝として(大エースだ)好不調あるから現役生活17年くらいか。
高卒で35〜6歳。それがハァト編の9年前。
今(2024)現役なら45歳前後で、関カムどころか球界の、マジに生きたレジェンドだ。
きっと今ならレジェンドは、あの時の若造にも「いよう、毛は生えたか」と笑ってくれているだろう。
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…こんな風にして、エピソードの絡みから逆算して、次に年表を作ります。
誕生日なんかもこの時決めます。
ついでに、キャラ同士の横のつながりなんかも妄想する場合があります。
…関東ゴールデンカムイは、こんな風にどんどん箱庭を拡充してしまったんですよ、というお話でございました(汗)