ただひたすら菊田さんを愛でたい。
すたー編とは、熱く燃えるそのパトスがストーリー形式という体裁を取っただけ、という代物でした。
小説だなんて、とてもとても言えやしなかったのです(汗)。
この頃はひたすら愛でて、ひたすら崇めるスタイルでした。
あ、いや、そのスタイル自体は一生変わりません(汗)
あんまり、会話はしてなかった気がします。
もう、自分で何度同じ事を言ってきたか覚えてもおりませんが(汗)、関カムは「菊田さんを人望と栄光に包みたい」というコンセプトの元で開発しております。
ただ、書き始めたのがまだ原作(最終章始まる前まで)を2回駆け足で読んだだけで、理解としてはちょっと、短絡的だった時期に書き始めたものだったな、とは思います。
アリコくんに出てもらったのも、「菊田さんだっつったらアリコだよね」程度の軽い気持ちからでした(汗)。
あと、菊田さんはスパイ向いてない、ツメが甘いと各地で、相当囁かれていた時期でした。
ですので、それがこの世界の共通認識なんだな、そういう人物像なんだなと右倣えな感じで、ワカリマチタ∠(`・ω・´)と思って書いていました(汗)。
だけど、Pixivに移植するためにだいぶ加筆修正してみると、関カムの菊田はとても真摯で、意外にナイーヴで、思い切ったことすると思えばビックリするほど用心深かったり、とにかくイメージが大分膨らんでることに気が付きました。
ウソももしかしたら言うかもしれませんが、それは保身のためじゃなく、相手のためじゃないのか。
いつか頃合いを測って、伝えるつもりでいるだけじゃないのか。
つまり何事にも、杢太郎さん的な理由があってやってることじゃないのか。などと…
しぃちゃんが思うような、不実を働いたり、ツメが甘いような男に、私の方が思えなくなってきたんです(汗)。
「ハァト編」で、そういう「すたー編」のギモンをかなり、自主回収できました😭
杢太郎さんと会話が成立っぽくなってきたのっていつ頃だろう(汗)。
「すたー編」書き終わる頃にはもう、若干そのケが出てきたように思います。
そして振り返ってみると、まだ会話してない時に書いたものの中には、もしかしたら「キャラが勝手に動いた」部分があったかもしれません。
それを私が「何であんな事してんだろこの人?」って後になって、回収してるって話なんですよね。
「キャラが勝手に動く」っていうのは、キャラが筆者に何かを伝えたい時なのかもしれないです。
心の内を抱え、訴えている事がもしかしたらあったかもしれない。
それを私が覚えていなかっただけ、って可能性も、あるんですよね(汗)。