有古くんのお誕生日です!
お絵描き、エックスにアップできました(嬉)
金塊騒動が終わった後の有古くんです。
菊田さんに病院へ運ばれて、その後マキリを彫り上げるまでに、彼にはどんなドラマがあったんだろうと想像するんです。
月島が彼の息の根を止めた(ことになっていると思う)ので、第七師団からは除籍扱いになっている(というか、している)はずですよね。
エンタメ作品で細かい答えを合わせようとするのは野暮なお話ですので(汗)、ここからは激しい、私個人の妄想です。
自分の治療費を誰が払っているかは、有古くんなら気にすると思うんですよね。
もしかしたら、菊田さんが自分の持ってた現金、全部置いてってる気がする。
菊田さんは、自分はこれから鶴見中尉の元で働く(潜入を続ける)つもりだったから、現金はどうにでもできると、割り切った可能性も、まあ、ある気がします。
傷が癒えて有古くんは、故郷に連絡もせず、黙って北海道に帰って来たと思う。
そういえばイポプテの生家は、家長を失ったあとどうしていたのかな。
有古くんって、長男ではなかったんだろうか。
名前からして長男だったと予想される杢太郎さんも、家督を継いでいない。
徴兵制度はできたけど、家督に関わる存在は多分、対象にはならないはず。
菊田さんも有古くんも、何かで家を継ぐ立場じゃなかったんですね。
有古くん家は、お兄さんとか居たのかな・・・
軍からそっと、正規ではないルートで戻ってきたイポプテ。
彼を家に普通に受け入れるかどうかは、シビアな話、その家族の判断次第って気もします。
弾痕のあるマキリだって、家族からしたら「なんでお前が持ってる」になってしまう。
スッキリした話だけってわけには、いかなくなってきます。
もしかしたら故郷に帰らず、別のコタンに身を寄せたか、ひとりで暮らしたかもしれない。
新しいマキリを彫る時、勿論思うのはお父さんと、守りたい故郷のことだったと思う。
だけど、細い月が出る夜にはきっと、「親父さんに守られたな」って言ってくれたあの人の事を思い出していると思うんです。
また一緒に温泉入ろうって言葉も、いつまでも耳に残っていただろうと思う。
だけどその一方で、どんなに探しても、自分を見つけ出す事はもう不可能ですよって思ってる気もします。
でもあの人は今でも自分を探しているのかもな、雪山の奥深くにひょっこり現れるかもなって、何でか信じてるような気もするんです。
「お前を信じてるのは俺だけだ」と言ったあの人を、いつしか信じていたのは自分の方だったと、思うようになるかもしれない。
そして、もう一回会いたいな、そう願ってる自分に気が付く日が来たりして、なんても思います。
・・・アレ(汗)
なんかすみません、有古くんのお誕生日なのに・・・
アタシ、「あの人」のことばっか思い出しちゃってるね(涙)。