ドグスレ39話、公開されました(祝)
ミツオは素直で、いい男でした(感涙)
さて・・
札幌でアイスホッケーをもっと流行らせる。
それが出来るのかどうか、生々しく考えてみます。
昨日、私が自分でブツブツ言ってる事に通じてるんだけど、札幌って基本スキーの地域なんですよね。
二瓶さんもミツオも、どこ生まれのどこ育ちなのかなあ?
札幌近郊育ちならその辺の空気感は、分かってるはずなんだよね。
二瓶さんが背負っている狼之神の看板を守るのは、とっても大変な事です。
だけどミツオが背負う「札幌の子にアイスホッケーの魅力を伝える」っていう宿題は、想像するよりずっとずっと、難しいことだと思うんだ。
部活でアイスホッケー出来る高校は、一つしかありません。
その学校が「アイスホッケーだけ強い」学校じゃ、子どもたちにアピールしないと思うんだよね。
勉強もまあまあ出来る、他にも強い部活がある。
雪花がそういう高校であれば魅力はアップすると思います。
だけどこれは、ミツオ一人の力じゃどうにも出来ませんよね。
学校全体、ひいては札幌や、北海道のもんだい。
(だけど私は、愛すべき不良の集まる雪花は、そのままの姿で残ってて欲しい)
バレーボールとか、バスケとかにはプロリーグがあります。
札幌にも地元を本拠地にするチームが設立されて、少しずつ盛り上がってきてる。
アイスホッケーにも、プロリーグがあります。
チームがあるのは、苫小牧。
釧路にもあるけど、なんかイザコザがあってリーグに参加できなくなってるらしい。
そういう、企業の一部じゃないプロチームがあると、子どもたちも憧れるんじゃないかな?
「札幌が盛り上がればまたどこかの企業が・・」ってミツオは希望を持ってたけど、アタシはプロチームの設立に動いた方がいいと思うな。
・・・
苫小牧や釧路って、学校の授業にスケートが取り入れられている地域です。
一方札幌はスキーがカリキュラムに入ってて、スケートを体験する機会がとっても少ないんです。
そういう地域でアイスホッケーを愛してもらうまでになるには、ひとつの高校だけが成績残しても、焼石に水なような感じもします。
もっと上位のカッコいいプレイを見る機会が、他の地域の子より一層、必要になるんだと思います。
だけどこれも競技人口がそもそも少ない、やれる施設も少ないで、絵に描いた餅もいいとこなんですよね。
札幌でアイスホッケーを愛する子を育てるって、一朝一夕にできることではありません。
ミツオは今のところは結果を急がず、練習もそうなんですけど、指導者向きの子をまず、探した方がいいと思う。
アタシ、ロミオキャプテンは結構有望だと思うよ(なぜ)
このアイスホッケー無毛地帯サッポロでは(汗)、まずどういう魅力があるのかを広めて、伝えていく事が先だよね。
ここで心配になるのは、都会の子(汗)に「アイスホッケーは氷上の格闘技」っていう競技の性質を理解してくれる子が、どのくらいいるのかってことです。
今は以前より、「格闘」自体に疑問持つ子も、多くなってるんじゃないかって思うんだ・・
アイスホッケーって、世界を見渡すと人気のあるスポーツなんだよね。
アタシはそれ、素人には真似できない「プロの世界」を見られるからだと思うんだ。
だから、「氷上の格闘技」っていう性質そのものに疑問を持ってしまうと、世界に通用するアイスホッケーは、多分できない。
悩ましいとこだよね。
「ワンちゃん」を闘犬にするのか。
それとも「不良」を更生するのか。
この辺りからすでにチーム作りが変わって来るっていうのも、あると思います。
狼之神のエリート集団とはまた違う、ミツオの理想のチームを作って欲しいです。
ミツオ「地元の高校」って言ってたな・・・・
やっぱり、札幌出身ってことでいいですか(キラキラ)