日付が変わってすぐ、ドグスレ最新話を読みました。
ネタバレとか全然気にしないで、自分の言いたいことだけ喋りますね(汗)
ヒグチ先輩が本気でやばいことに手を染めてしまっていて、最愛のはずの母校の後輩までも、闇の道に引きずり込もうとしている。
既に心が、病院案件まで蝕まれているのは明らか、って言っていいだろうと思います。
苫小牧は基本的に、スポーツが盛んな街なんですよね。
スケート競技全般は勿論、野球も強いです。
優勝旗に津軽海峡を渡らせたのは、あれから二十年近く経ってもまだ、駒苫ただ一校なんですよね。
その頃はさすがの氷都苫小牧も、野球をしたがる子どもたちが増えたのだと聞いています。
ドグスレは2011年に高校生…16歳から18歳くらいの、少年たちの物語ですよね。
マー君と、早稲田ゆうちゃんとの激闘が、2006年。
小学生の頃アレを見た、そういう世代になります。
日ハムが2003年に移住してきて、どんどん強くなって上昇ムードでした。
何て言うかいい男が多くって(汗)、女性にも男性にも楽しめる、玄人好みのいいチームだったように思います。
札幌だけじゃなく、道民全体の野球熱に、火がついて行きました。
北海道に野球が根付いていくような機運が、爆発的に広がっていく実感もありました。
でも慶一あたりは当然、野球なんかに目もくれなかったに決まってる(汗)
一緒にアイスホッケーやってた友達が「INABA」とか書いたタオルでも持ってた日にゃあ、秒で三発ぐらいぶん殴ってんじゃないか(汗)
幼い頃から世界を相手にしているロウ君には、地域とスポーツっていう関係にはあんまり、ピンと来るもの無いと思うんですよね。
彼が共に戦っている仲間たちは、煌めくベースボールプレイヤーを間近で見ながらも、アイスホッケーを選んだ子たちなんですね(楽しい妄想タイム)。
本当に、自分にはアイスホッケーしか無いって子も、いたと思うんです。
人生…って言っても十数年ですけど、その全てが愛するアイスホッケーを中心に回っていたとしても、おかしいとは言えないです。
高校野球だって、勿論伝統や歴史はそれぞれあるんですけれど・・
北海道だといくら名門校でも、連覇とかそんな無い分あそこまで厳しくないんじゃないかと思う(汗)。
だけど去年かな?
ある、学閥で有名な高校が甲子園に出てた時、大学OBから何から関係者が集まって、母校の誇りを胸に、大応援団を繰り出していたのを見たんですよね。
その母校愛は、ホントにとても麗しいものです。
絆の強さを感じました。
それと同じようなことが、アイスホッケーで言えばオイノカミにもあったかも、と思います。
母校に誇りを持ちすぎたOBの中には、負けた事を「仕方ない」とか「よく頑張った」で片付けられない、そういう層もいるんじゃないかと妄想しました。
どんな人がいるかわかりません。
重い看板を背負って立つ責任は、計り知れなかったでしょう。
ヒグチセンパイはこのメンタル状況で苫小牧を離れるべきではなかったと思うけど、逆に行かない選択肢も、多分無い。
どんだけ負け犬呼ばわりされるか、わかったもんじゃないですもんね。
自分も含め、周囲の強すぎる愛が、一人のアスリートの将来を潰した構図です。
OBだけじゃなく、見えない輩からの無差別攻撃もあったかもです。
もちろんドグスレが、ヒグチセンパイの復活への道を、用意してないとは思っておりません(汗)。
だけどクスリまでやっちゃってるから、そう簡単な話ではないでしょう(汗)。
復活の道は、競技者としてだけではないと思います。
ストーリーテラー野田先生は、彼にどんなふっかつへの道を用意しているんだろう。
期待意外、なーーんにも有りません!!