なりゆきまかせ

基本備忘録です。いや。謎の進行実況です。

TondenHeiさんありがとう

身内に、屯田兵の子孫がいます。

その縁で、今自分たちが暮らす街がどう拓かれたか、様々な資料に触れる機会がありました。

札幌は、世界的に類を見ない、大雪都市だと聞いています。
この豪雪レベルの「大都市」は地球上どこにも無いんだそうですね。

確かにこの街に住んでて思う。
すごいことです。

 

「開拓」

民族共生は大きな話題と言うか、取り上げられる事が多くなりました。
だけどこの開拓というのは、そちらと同程度の深度で語られる事は、中々少ないと思います。

何か常に、どっちかがどっちかの敵とか、犠牲とか、良い悪いの話に傾きがちな、そんな気がするんですよね。

勿論歴史の中の実態もありますので、当事者同士から見ればそういう話になります。
本当にそうなんだってことも、たくさんあるように思います。

だけど少し今気になっているのは、現代の民族共生意識と、自分たちの住む土地を実際に作った人たちへの感謝の、それぞれを「教育」するバランスが、取れていないんじゃないかって事なんです。

 

民族共生については、これまで見過ごされてきたことがたくさんありますから、保護されて、触れて知ることが出来るのは大事です。
どんどん、していくべきだと思う。

ですけど、それと開拓の歴史は、並行して語ってはいけないこと…ではないはずですよね。


開拓は、国命です。
開拓の仕事に携わった人たちは、その使命を果たすべく、ひたすら頑張って自分の仕事を成し遂げてくれたのだ、と思っています。

 

鶴見中尉のいわゆる「クーデター」は、実際に戦争に行き、日本の為に戦ったにも拘わらず日の目を見ることのない、同胞たちへの思いがその基礎にあるようでした。

ゴールデンカムイを最初読んだとき、自分が思っている「開拓」への思いと、何となくそこを重ねてしまっていました。

 

中尉は、自分の大きな目標を、ああいうやり方でしか遂行できない。

一方で月島が言うのは「ああいう人でないと大きな事はやり遂げられない」という意味だったと思う。
色々問題のあるやり方だったとしても、あれを「出来る」人も、また居ないんですよね。

主人公に敵対する存在なので「悪役」みたいに言われることもあるけど、私も月島と同じく「かぶりつきで見てみたい」人の内の一人でした。

 

何の話だっけ。

すみません(汗)
今日は、思ってることのタレ流しです(汗)

(いや、それはいつもの事だけど)