今はブログをつけている昼休憩ですが、ハァト編のアップ前、更に連載中はずっと原稿を書いている時間でした。
激しい恋の場面もひたすら杢太郎さんに話しかけ、相談していました。
こうされたらどう思うか、あなたならどうしたいか、こんな時どういう言葉をかけたいか、杢太郎さんが納得する(いや、私の持病ですので生暖かくお見守りください)まで話し合って物語を進めていました。
しぃちゃんがアリコくんと消えたと知った時の杢太郎さんの慌てぶりは、私から見ても愛おしくてたまらなかった。
なんか懐かしく(えっ)思い出してしまいます。
ウチの杢太郎さんは結構段取魔だな、と思っているんですが、そういう彼を襲った「無力感」は底知れなかったと思う。
ホッとしたのはしたけど、自分が守り切ったわけではない。
杢太郎さんは、何があったかまでは実際知らないです。
けど「尾形が繰り出して来たワザなんだから、それなりに根拠があるはず」→即ちアリコくんとしぃちゃんには何かある(過去含め)と思った、と言うんです。
尾形くんの信頼と実績は、杢太郎さんを不安のどん底に陥れたはず。
しぃちゃんのいつもの笑顔を見た時、どんなにか嬉しくて、安心した事でしょう。
それまで「かっこいい杢太郎さんでいたい」と思っていた彼は、尾形砲に屈しなかったしぃちゃんに、それでやっと、甘え始めるのです。
弱い俺を見せるのに、抵抗感が減った瞬間だったと思います。
しぃちゃんに、見た目のキャラ設定はありません。
夢主ですので、なるべく主張無きようと思って書き始めました。
だけど、杢太郎さんに愛されなくてはいけないという、重大な任務を背負っています。
お話の中から、どれぐらい「性格」を読み取っていただけるかビミョウに心配です(汗)。
「しぃちゃん」という呼び名は、このコが産まれたSNSが由来で付けさせてもらっています。
夢の中でこれだけが絶対に決まっていて、そしてずっと変わらないとこだなあと思います。